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水玉区切り

ありのままの私を愛そう ~ヨガインストラクター 吉田あいさん~

掲載日  2022年9月9日

執筆者  みーさ

ヨガ。そのイメージとはモデルがぴちっとしたウェアを着こなし、浜辺で朝日を浴びながら優雅に過ごす映像が頭に浮かぶ。おしゃれで都会的な印象が強いのではないか。

ヨガインストラクターでありヨガスタジオ「AI YOGA」を運営している吉田あいさん。彼女がなぜお世辞にも都会とは言えないこの陸前高田市でヨガをやろうと思ったのか。またヨガを通して今の時代を生きる女性へ伝えたい思いは何か。
2児のママでありヨガの伝道師であり、1人の女性であるあいさんにお話を伺った。

吉田 あい
陸前高田市出身。
一度県外に住んでいたが結婚を機にUターン。
仙台に通いながらヨガを習得する中で、
自分のように悩んでいる方へヨガを広めたいと考える。
インストラクターとして地域の公民館のイベントの他、
自宅にあるスタジオではプライベートレッスンを行っている。
またコロナ過の今はオンラインレッスンも主催している。
更年期に悩む女性を中心に様々な世代の方へ、
心と体の「健やかさ」をテーマに活動している。

ヨガスタジオ「AI YOGA」
https://aiyyoga.com/

きっかけは、鍼の先生の一喝

――始めに、なぜヨガをやろうとしたのか教えてください。

はい。それは長男を出産後3回のぎっくり腰を経験した時、通っていた鍼の先生に「自分で体の調子をよくする努力をしなさい」と一喝されました。そこから何がいいかと模索しヨガにたどり着きました。ヨガを習うなかで自分のように体の不調や悩みを抱えている人の手助けができたらなと思ったのが最初です。

しかし、地方でヨガ教室をやるにも人を集めるのは大変でした。それこそ一年目はお客様が数人とか。それでも、私自身が一人一人に向き合ってコアにヨガを知ってもらいたいと思っていたので、その数人を大事にしました。
そこから自分のハートに火をつけて営業しまくりましたね。

――その努力があって今、様々な世代の方から人気なのですね。HPのヨガメニューを見ても種類がたくさんあり、あいさんが一人一人の方を大事にしたいと思う気持ちが伝わってきますね。

そうですね。田舎だと何をするにも選択肢が少ないです。ヨガはこうだと決めつけたくなくて、その人の体や気持ちに合ったものをチョイスしてほしいと思ったら種類が増えました。コロナ過の今、オンラインもやっていますので一度体験していただきたいです。

自分の心に寄り添い、その価値の高さに気付いてほしい

――ヨガと聞くと難しいポーズをとるイメージが強いですが、あいさんがヨガをするにあたって大事にしていること、ヨガを通じて伝えたいことはなんですか。

ヨガをやりながら自分時間を大切にしてほしいなと思います。ヨガの教えの中にウソをついてはいけないというものがありますが、みなさん、他人に対してウソをつかないことは当たり前に分かっているんですね。でも、自分の心に対してのウソはなかなか気づかない。例えば、「本当はこれが食べたかった」「チャレンジしたいことがあるけどそんな時間ないし……」些細なところからでもいいいと思います。
もっと自分の気持ちに敏感になってほしいです。

――うーん、心に刺さりますね。確かに私たちママは自分のことは二の次三の次ですからね……。あいさんのヨガを通して自分の気持ちと向き合う、そうすることで心に余裕が生まれそうですね。子育てにもいい影響が出そうです。

そうなんです!子育てが一番のヨガだとおっしゃってる先生もいるくらい、ヨガと子育ては繋がっています。私も2人の子どもがいますが日々感情のコントロールが鍛えられます。子どもに対して「コラー!」と叱りたいときも、「これは自分の都合で怒ってないかな?」「ちょっとイライラしちゃったかな」とひと呼吸入れることができるようになりました。

――それはすごいです。私なら叱っちゃいますね。でもそこでちょっと立ち止まると。
その感情のコントロールは日常生活で大いに役立ちますね。
ただ、体や心にいいことは承知の上で最初の一歩は勇気がいります。
最後に、ヨガをやりたいけれどなかなか踏み出せない方へ一言お願いします!

私にとってヨガは人生を楽しむ選択肢のひとつです。
自分の心に素直になって楽しみましょう!
スエットでも構いません。ぜひ遊びに来てください!!

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最後に、あいさんへの質問の中で「これからの人生でやってみたいことは何ですか」と聞くと、「何も気にせずママさんたちとパーティをしてはっちゃけたい」と答えた。当たり前に自分の心の思いを素直に伝えられる彼女がうらやましく、そして可愛らしく思えた。

等身大の自分を愛することがヨガの大事な部分なのだろうと、想いを聴いてひしひしと感じた。あいさんの紡ぐ言葉ひとつひとつに今まで持っていたヨガのイメージがガラガラと崩れさっていった。

ヨガに朝日や浜辺は必要なく、散乱したオモチャに囲まれた部屋でもいいんだよ。
半そでTシャツに心を裸にした自分がいればそれでいい。
ありのままに楽しく笑えているのが一番と。
そんなイメージを持たせてくれたあいさんのヨガ。

どうか忙しいママたちも、心の中と向き合う、愛あるヨガタイムを一度体験してほしい。

取材・文/みーさ

ライター

みーさ

陸前高田市在住、今季に2人目を出産した、ぽっちゃり母さん。今年の目標は産前の体型まで戻ること!ハンドメイドの可愛いイヤリングを買って着けるのが日々の癒しです。占いが大好きで結構信じるタイプ(笑)よろしくお願いします!