思いを届ける仕事、思いやりの仕事、それがライター~ママのためのライティングオンライン講座に参加して~
掲載日 2021年12月31日
執筆者 kana
子育てをしながら、柔軟な働き方ができたら。
そう悩むママたちに、ライターという仕事は一助となるかもしれません。
トナリノで開催された「ママのためのライティングオンライン講座」は県内各地から11名が参加。皆さん忙しい日々をおくるママたちです。スケジュールは9月~12月の間に2時間×全6回が行われました。
同講座は2019年に初めて開催され、今回が第2期目。先輩方の中には現在ライターとして活躍している方もいます。
前回に続き、講師を務めるのはフリーライター・編集者の本間美和さん。
緊張気味の参加者たちに「書くことに自信がない方でも、高いレベルに連れていきます。大丈夫。」と優しく語ってくれました。
※気仙地区で活躍する女性たちに、インタビューを行ったあとのホッとした様子。
■ライティング初心者からステップアップ!濃密な授業内容はコチラです。
第1回「文章力・表現力の基本」
第2回「文章のレベルアップ」
第3回「取材とまとめ方」
第4回・第5回「インタビューの極意」
第6回「最終授業」
■一番大切なのは「読者への想像力とホスピタリティ(親切心)をもって書くこと」。
全講座で特に重要視されていたのが、前回課題のフィードバック(評価と振り返り)の時間です。参加者が全力で書いた記事に、本間さんから真っ赤な朱入れと解説が返ってきます。様々な立場の読者がいることを想像し、自分が伝えたいことを掘り下げ、心に響く伝え方を探す。
読者の目線に立って互いのフィードバックを見ることで、「どこが分かりやすかったか」「どこで自分は感動したか」「どのように表現し、まとめるか」を実感をもって学ぶことができました。
※朱入れされた記事。修正点だけでなく、良かった点も沢山書いてくれる。
全力で駆け抜けた本講座。特に印象的だったのは、文章の完成度はもちろん、回を重ねる度に皆自信がついた表情に変わっていったことです。
最終講座ではそれぞれが感想と今後の意欲を語りました。「書いた文章が人に届くことが嬉しく感じた」「早速学んだことを仕事のSNSに活かしたら、反響が良くなった」「もっと勉強して、今後はフリーライターになりたい」。
お互いの熱い思いを聞き合ううち、全員が感極まって涙する場面もありました。
今回の講座に参加した私は、文章の基礎知識だけではなく、「人を思いやる心」を教えてもらった気がします。そして、講座を一緒に乗り越えた大切な仲間ができたことは、一生の財産です。