女性が私らしく働くために~働き方のおしゃべり会と美味しいおやつ~
掲載日 2021年12月27日
執筆者 みーさ
「働きたいけど条件が合わない!」
「久しぶりのお仕事だから少しずつ働きたい」
「子どもが体調悪くしたら休めるかな……」
私たち女性は何かしたいという気持ちと、なかなか思いどおりにいかない現実がありますよね。
12月8日、一般社団法人トナリノの企画で陸前高田で農業をしながら様々な活動をしているお2人から、女性が農業で働いていく可能性を聴いてきました。
今回参加した女性は、子連れのママや、今お仕事を探している方、これからのお仕事で悩んでいる方などさまざまでした。
まず最初にお話ししてくれたのは、横田町でイチゴの栽培を行っている「マツダファーム代表 松田俊一さん」
地元のスーパーや川の駅などで、ここのイチゴを見かけた方もいると思います。
「農業って意外にも自由度が高いですよ」
松田さんいわく、今が繁忙期のイチゴ農家は、夕方前には外が暗くなってくるので短時間の作業となり、保育園や学校のお迎えがあるママには合っているのかも……と考えているそうです。
また、その場にいたママたちの保育園事情や働くことへの不安などを、メモを取りながら真剣に聞き入れてくれた松田さんに、これからもっと多様化された働き方ができていくのかも!と期待に胸がワクワクしました。
次に明るく私たちの心をつかんだのが「特定非営利活動法人 LAMP理事 菅原久美子さん」米崎りんごを育てながら子育てをし、忙しいなか自分が働きやすいように工夫する菅原さんのお話は、私たち女性の胸に突き刺さりました。
農業の知識がなく、虫が嫌いなお話や私生活の子育ての話まで、ざっくばらんに話していただいて共感したり納得したり。
私を含めみなさん、普段感じている不安や悩み、思いのたけをここではき出すことで気持ちがすっきりしました。
「自分や周りの為に、自身のハードルを上げない!」
「出来ることはやるけど、出来ないことはしない!」
パワーワード出すぎて圧倒されました。
あっという間に進んだ2時間でしたが、合間にはそれぞれの農家さんからおやつが……♡
子どもたち含めみんなが至福の時間となりました。
今回、2人の農家さんのお話と参加された女性たちと会話してみて、女性が自分らしく働くためには、もっと自分がどうしたいかをしっかり考えてみたいなと思いました。
条件や家族のことはもちろん大事だけど、それ以上に自分の好奇心や想いを大事にしてみたいと感じました!
その選択肢の中に農業もありなんだと思えました。
自分が育てたものを子どもや周りの人が食べてくれるってなんかすてきだなぁ……。なんて想像して(笑)