家庭に咲く花であれ
掲載日 2021年6月23日
執筆者 kana
ハハがご機嫌じゃないと家の中がギスギスする。 そう感じたのは先日のこと。
家族の夕飯作りに離乳食作り。
これ以上離乳食が遅くなるとお風呂の時間が!寝る時間が! と一人焦っているのに、家族はまったりとして動かない…
イライラしてくる私。
心の中では叫んでいる
「言われなくても気がついてよ!こんなに忙しいのに! 手伝ってよ!」
怒りはピークを迎え、無口になり、動作は乱暴になる。
私が怒っているのは分かるが、 何に怒っているか分からない夫も不機嫌に。
不機嫌になった夫はお義母さんへの口調がキツくなり、 お義母さんも怒り出す。
ここでやっと気がつきました。
負の連鎖を生んでしまった、私。
こんなことをしたかったんじゃないのに。ハハの機嫌って家族の雰囲気を作るんだなぁ。
いつもこんな笑顔でいれたらいいのに……。
毎日の共同生活の中で、ご機嫌を保つのは本当に大変。
「気がついてよ!」じゃないんですね。
私の頭の中のスケジュールは、他の人に分からない。伝えて、 お願いすればよかったんです。
息子も、笑ってるママがいいよね。
明るい家族がいいよね。
笑顔に囲まれていたいよね。
5月上旬。
私宛に突然バラの鉢植えが届きました。
贈り主は実母。
送り先を間違えたのかな?そう思って電話してみると、「 ハハを頑張っている娘達へ」と母親からの逆母の日!姉と兄嫁、 私に贈ってくれたのでした。
嬉しくて嬉しくて、少し泣きそうになりながら感謝を伝えました。
鮮やかで、キレイで、可愛いバラの花。
見ていると気持ちが癒されます。
なんとなくですが、家族の中でもこんな存在でいたいな。 と思うようになりました。