だってだってのおばあさん – なないろぷれす

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だってだってのおばあさん

掲載日  2021年4月5日

執筆者  大ちゃん

どうも、保育士資格があるのに最近『子育て支援員』の研修を修了して

「何で保育士あるのに取ったの?」と周りからよく言われる大ちゃんです。

春は卒園の時期ですが、進級の時期でもありますよね。

この時期によく言ってしまう言葉

「1つお兄さん・お姉さんになったんだから」

 

この言葉には、保育士時代からずっと疑問でした。

子どもたちからしたら、ただ「3月→4月」になっただけ。(そもそも年度の概念なんてない)

なのに大人の都合で、年度が替わると急に「お兄さん・お姉さんになったんだから」を

押し付けられる。

年度が替わったからって急に〝成長〟するはずはないのに。

 

実は私も最初はこういう声かけをしちゃってました。

だけど、保育士4年目に年中から年長担任に繰り上がった時にある子どもから

「ねぇ、ひろきも一緒に年長さんになったやん。ひろきは何ができるようになったん?」

と言われた時にハッとしたんです。

 

それからは「お兄さん・お姉さんになったんだから」は言わないようにしました。

 

確かに進級したタイミングでこういう声かけをすることで「育ちを促しやすい」んです。

でも子どもたちにとっては疑問に思いますよね。

 

自分は違った方法で「育ちを促したい」って思ったときに出会ったのが、タイトルにある

『だってだってのおばあさん』という絵本です。

簡単に言うと

98歳のおばあさんが「だって98歳だもの」と何でもやらなかったのに

99歳の誕生日で5本のろうそくを見て「だって5歳だもの」と

何でもやってみるようになるお話し。

やってみたあとに「5歳ってなんだか○○みたい」と楽しそうにしているのです。

 

私は幼児クラス担当が多かったのですが、年中さんの4月(5歳になる年)には必ず読んでいました。

進級すること、「お兄さん・お姉さん」になることをドヤって欲しかったんです。

ドヤってもらって、自信がついて、その気になってもらったら、どんどん挑戦してできることが

増えていくんです。

 

子どもも大人も『その気になる』って必要ですよね。

ライター

大ちゃん

陸前高田市在住 託児屋

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